平成20年11月30日。
JR西日本に残っていた新幹線0系電車が定期運用から外れました。
昭和39(1964)年、東京オリンピックの年に誕生し、世代交代を繰り返しながらも44年間もその基本的なスタイルが守られてきたのは、当時の完成度がよほど高かったものだと思われます。
写真の21形は、下り方の先頭車で、熱海駅で撮影したものです。
ガラス部から【S9】の編成番号が見て取れます。
【S9】編成は、0系4次車で昭和41(1966)年の落成。こだま(12両)編成。当時ですから、勿論、全車大窓車です。
大窓車全盛の頃は、まだ電動式の方向幕がなく、号数入りのプレート(通称サボ)を列車ごとに変えていました。(客室扉の左に見える文字の書いてある白い部分がそうです。)
この写真の時の熱海駅7番線ホーム(写真を撮っている側)は、手摺が撤去されています。
コレは、この手摺の部分にホームドアが付けられるためで、毎日夜間に工事が行われていました。
後に付くことになるホームドアは熱海駅が一番最初で、次が新神戸。
共に通過列車がホームのある線を通る(通過線がない)ためです。
また、実際に付けられたホームドアは、当時、油圧機器の信頼性があまり高くなかったためか、列車と同じ空気制御のものが付けられ、ホーム下にはエアコンプレッサ、エアタンクなどがありました。
(現在は、どうなっているのか不明です。)
開業の翌年に初めて乗った新幹線は平成に入ってからほぼ毎日乗るようになり、700系のこだまが登場した頃まで約18年乗りました。
|