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労働安全衛生法による技能講習修了証/フォークリフト運転
フォークリフトの運転(この場合の運転とは[操作]のことで、公道を除く場所での走行を含みます。)に関する資格は労働安全衛生法により、最大荷重1t以上制限無しの『技能講習』と、1t未満の『特別教育』があります。(荷重は、実際に持ち上げる荷物の重さではなく、フォークリフトの持ち上げる能力です。持ち上げる荷物の有るナシには関係ありません。ちなみに、リフトの車体側面に書かれた数字×100が最大荷重です。−単位kg。)
求人広告などの「リフト免許が必要」とは、上記の『技能講習』、『特別教育』の修了証のことを言います。
また、フォークリフトを公道上で運転するときは、一般的に青緑色の小さいナンバーのときは『自動車運転免許』の『小型特殊』。大きい白いナンバーのときは同じく『大型特殊』が必要です。(登録が小型特殊、すなわち青緑色の小さいナンバーがついていても、高さが2.8mを越えているもの、農耕作業車を除く車両で最高時速が15km/hを超えるものは『大型特殊』が必要となる例外があります。)

今も続いています免許資格取得大作戦(?)は、平成16年6月、このフォークリフトの技能講習から始まりました。



講習まで...
平成16年4月19日(月)
平成16年度に入り免許や資格について少しだけ考える時間が出来てきました。
近い将来、職業の変化も予想されることから、当然それを見越しての取得も視野に入れていくこととしました。

平成16年4月23日(金)
比較的自宅に近いところで、小型移動式クレーン、フォークリフト、玉掛け、車両系建設機械(整地等)の技能講習が行われる新聞折込広告があり、
玉掛けを除く3つの資格を順番に受講することを決めました。

平成16年4月27日(火)
主催の商工会へ講習受講申し込みに行こうとしましたが、雨で新幹線が遅れ、行くことが出来ませんでした。

平成16年4月28日(水)
講習受講申し込みに行きました。
小型移動式クレーンは既に定員一杯のため次のフォークリフトからとしました。

学科講習...
平成16年6月12日(土)
フォークリフト技能講習の第1回目です。今日だけ学科で、あと3日間は実技です。受講者数は全体で80人くらい。女性もちらほら見えます。
最後にテストがあり、基準点に達しない者は個別に補講が行われました。(私は補講無しで合格でした。)
学科で印象に残っているのが講師の発音。「ディーゼルエンジン」が、全て「デェーゼルエンジン」。

実技講習...
平成16年6月13日(日)
いよいよ実技が始まりました。車で約1時間の所にある、運輸会社の車庫が会場です。大事をとって早めに出掛けたところ、早く着き過ぎ、結局会場一番乗りでした。指導員から駐車場の交通整理を頼まれ、約30分にわたり行っていました。

10人くらいのグループに分かれ、1時間ぐらいずつで車両を交換し、すべての車両を体験します。
使われたのは、トヨタの1.5t級のフォークで、オレンジ色のディーゼル仕様。(写真右。)紺色のガソリン車。(写真左下。)
レバーも2本のもの、3本(フォークの横動の出来るものですが、教習では使用しません。)のものとバラエティに富んでいました。
(余談ですが、技能講習の修了証の要るこのフォークリフトなどは、仮に自主的な練習であっても修了証を必要とします。つまりは、登録教習機関でなければ練習が出来ないことになっています。)

初めての乗車の時はヘロヘロ。自分自身でこんなに運転がヘタだったのかと、少々落ち込むところでしたが、周囲は若い人たちばかりでしたので、逆に開き直り「歳だから・・・・」でごまかして行くことにしました。
1人5−6分としても、10人くらいですと1時間に1回ぐらいの操縦体験です。逆にいうと、1時間くらいは他人の教習を見ていることになります。
2回目の時には、少しイメージが出来たのか、運転に関してはまぁまぁになりました。
昼休みには自由に練習してよいということでしたので、じっくり時間をかけて、うまく行かない部分を繰り返して練習し、自分がある程度納得できるようになりました。
夕方近くには走行に関してはほぼOK。課題は、荷役時の動作と全体のスピードアップとなりました。

実技講習2日目...
平成16年6月19日(土)
日程の都合で約1週間ブランクがあっての実技第2回目です。
この間、指導員からはイメージトレーニングをするように言われていました。
夜、寝る前一連の動作を行ってから寝るようにしていたのですが、疲れている時は、フォークを上げている途中に寝てしまうこともありました。
実技会場への集合時間は、1回目より30分早くなったのを確認していなかったため、第1回目と同じ時間に行き、今回は1番乗りではありませんでした。
教習は一応すべての動作をこなせるようになりましたが、個々の動作と次の動作に移る際、慎重過ぎるためか、どうしても時間がかかってしまいます。
指導員も分かっていたみたいで、アドバイスとして、「荷を台の上に下ろす時、多少ズレていても減点はあまり無いから、細かいことは気にせずやった方がよい。」ということを言ってくれ、そのとおりに行うと時間の方もかなり短縮出来ました。
それでも最終的に規定時間をオーバーする者だけ(各班2-3名で、私もその内の一人。)居残り特訓と言うことで、日没まで練習をしました。
普通、居残り特訓などというと、「プライドが許さない。」という人もいると思いますが、形はどんなであれ乗りこなせなければ結局修了証まではいかないわけで、完璧なものを目指すより、合格点をわずかでも上回ればいいと考えるほうが気分的にも楽だと思います。
(プライドとプレッシャーは全く無くても困りますが、有り過ぎるのも考え物です。)
特に私の場合、スロースターターで人の2倍3倍の練習量で同じレベルになるというのを自分自身かなりの部分で自覚しています。(だから、落ちこぼれオヤジです。)
規定の講習時間(1時間に6-7分程度)は、練習量からすれば、結して多いとは思えません。
そのため同じ金で人よりも余計に練習出来るのはむしろ有り難いことだと思っています。
事実、この居残り練習により、ほぼ規定の時間内に収まる様になりました。

<落ちオヤのアドバイス>
一連の動作はイメージトレーニングで自然に動くようにする。
自由練習は出来る限り利用する。確認も含め恥かしがらず行う。
一つ一つの動作は慎重に確実に行うより、そこそこでよい。

実技講習3日目(最終日)...修了試験。
平成16年6月20日(日)
いよいよ、最終日です。朝も30分早く会場に着くようにして、始まるまでの間、単独で練習をしていました。修了試験は午後からです。
午前中の練習は、前日の段階で時間内に収まる事を確認済みでしたので、一連の動作の確認のため、わざと時間をかけてやっていました。
周りには、「あのオヤジ、まだモタモタやっている。」としか映らなかったと思います。
昼に近づくにつれ、スピードアップを図り、昼休みの自由練習の時には、ほぼ、合格圏内と自覚できる位になりました。
このことに一番驚いていたのが同じ班にいた同年代の受講生です。
彼は、それまで、一連の動作等はソツなくこなしていましたが、試験が近づくにつれ、焦りがそのまま操縦に出てきて、今まで何とも無かったところでミスを連発するようになってしまいました。
それまで、まったく参加しなかった自由練習にも自主的に参加し、修了試験の頃には何とか落ち着きを取り戻していましたが、どうも試験というのは独特の雰囲気があるようです。
修了試験が始まり、私を含め今まで余りうまいと言えなかった受講生も、タイムはともかくほぼ完璧に近いくらいに試験をこなしていきました。
最終結果は、試験になるとどうしても身体が動かなくなってしまう1人を除いて残り全員合格です。(別に途中棄権者が2名いたようです。)
帰りには修了証をもらってきました。

<落ちオヤのアドバイス>
一つ一つの動作は練習時間の中で確認が出来る。そのためのタイムオーバーは練習の時ならば関係ない。

取得の感想:
取得に年齢はあまり関係ないようで、実車体験の3日間でほぼ動作を自然にこなせるようになりました。
車の運転とはやはり方式が異なる為、イメージしていた通りにはいきません。何時そこのところに気付くか、の点が重要かと思います。
事実、他所の指導員の話では、比較的若い者の中に中途で放棄してしまう者が多い(それも運転免許持ちの者。)、(つまり、決して100%の合格ではない。)とのことでした。

(以上、17.6.4 初稿 / 19.12.30 修正)


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