
祭神:
誉田別命、比売大神、息長帯比売命(神功皇后)
由緒:
長元3(1030)年平忠常の乱を平定すべく朝命を奉した甲斐守源頼信(968〜1048)が下総へ赴く際、この地に宿営し、戦勝を祈願したのがその発祥とされるが、13世紀、この付近の領主となった荏原左衛門義宗(1231〜85)が、自らの居館を寺とした法蓮寺の境内に曽祖父といわれる頼信から受け継いだ八幡大神(誉田別命)の神像を祀り、この地域の鎮守としたのがはじまり。
江戸時代には、将軍家以下の武士階級に尊崇され、二代将軍徳川秀忠が祈願所としたほか、将軍家や他の大名家から多くの寄進を受けていた。
とくに弓術者の信仰は厚く毎年2月15日には、各地から集まった武士達により弓の競射が行われた。
今も続く[甘酒祭り]は、この競射のあとに甘酒が振舞われたことに由来する。
戦災で社殿等を焼失し、現在の社殿は昭和39(1964)年の再建。
境内左手の絵馬堂だけは焼け残り江戸時代に奉納されたものも含めた多くの絵馬が掲げられている。
地名の[旗]は源氏の[白旗]に由来する。
隣の法蓮寺は、鎌倉時代の中期、文永年間(1264〜75)に、荏原左衛門義宗の末子、郎慶(徳次郎)を開山に、荏原氏の居館を寺として創建されたと伝えられる。
旗岡八幡神社とともに源氏ゆかりの寺として[八幡山]の山号が付けられている。
東急大井町線。大井町から四つ目の[荏原町](次は[旗の台])で降り、踏切を渡った左側が[法蓮寺]。その隣がこの神社。
毎年、2月にある事からこの地に行くこととなったが、20年は行かれなかった。
狛犬と品川区が付けたプレート。
神社の北側、道向かいにあった小さな祠。